もう音速旅客機は出ないのかな


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031 2015/01/25(日) 07:25:16 ID:Vzm2Li54Qo
>>28
「音速機の危険性の高さ」ってのは、2000年のコンコルド墜落事故のことを言ってるんだと思うけど、
これはDC-10の部品が滑走路上に脱落し、たまたまその直後に離陸したコンコルドが部品を巻き込んでしまったもので、コンコルドは被害者だよ?
その後の調査でDC-10のずさんな整備状況も明らかになり、「部品を脱落させたDC-10が事故原因である」とする最終報告が出ている。
これが初飛行から数えると34年間の飛行期間中コンコルド唯一の墜落事故であり、
このもらい事故を以って「命の危険性」とか「音速機の危険性」というのはおかしい
一方、全員が顔見知りであり、不特定多数に身を晒す必要のないという意味でプライベートジェットは安全といえるものの、
10万飛行回数あたりの事故率は、民間定期便が0.4回であるのに対してビジネスジェットは0.9回というデータがあり、
民間機の倍以上の事故率になっている
こうした点から、「音速機は危険、プライベートジェットは安全」とする貴方の意見には同意できない

性能面では、ブラシベートジェットの航続距離は2,000km〜、速度は600km/h〜で、
大型のものは旅客機の性能に迫りはするものの、全体的に見れば、性能面で”オモチャ感”は否めない
長距離飛行ともなれば、一気に目的地まで超音速で到達するSSTに対し、
プライベートジェットは亜音速で飛んではちまちまと給油を繰り返さざるを得ず、
所要時間は4倍も5倍も異なることになる
尤も、ビジネスジェットの平均的な飛行では、1回の移動距離はせいぜい数百キロ〜1,000km超程度なので、この程度の性能で十分といえる
こうした比較からも明らかな通り、ブラシベートジェットと現在研究が続けられている次世代型SSTとは性能、用途が異なっており、
プライベートジェットを所有できる企業、個人が増えるからといって、それでSSTの需要が無くなる訳では決してない
件の事故機は旅行会社のチャーター便であったことからも明らかな通り、当時でさえ超音速機の客層は必ずしもビジネス客だけという訳ではない
多少居住性が悪かろうとも、超音速機という特別な乗り物への潜在需要は大きく、チケット代が下がれば新たな需要は必ずある

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