プガチョフ


▼ページ最下部
※省略されてます すべて表示...
024 2010/12/05(日) 19:16:57 ID:gEBjZDF9.Q
[YouTubeで再生]
>>23
ヘルメットサイトは昔の話。 F-35に搭載予定のEO-DASはパイロットの死角もカバーする
システムで真後ろの敵にもロックオンできる。 EO-DASが無いタイフーンはSu-30に勝て
ないが、これを装備したF-35はドッグファイトしないで勝利できるとビデオは力説して
いる。

アメリカは80年代に次期主力戦闘機の基礎研究としてF-15S/MTDを開発・評価した。
これにはカナード翼とF-22と同様の推力偏向ノズルを装備していた。 これがおそらく
推力偏向ノズルを装備した最初の機体だと思われる。 ロシアもスホーイがLL-UV(KS)
という推力偏向ノズルを装備したSu-27をほぼ同時期(1989年)に飛ばしているが、アメ
リカに一年遅れている。 これにカナードを追加したのがSu-37仕様で、2機が製作され
現在は一機も存在していない。 ロシアは推力偏向ノズルにカナードを追加すれば最強
の格闘性能が得られると考えたのに対し、アメリカはF-15S/MTDの評価で「推力偏向
ノズルがあればカナード翼は不要」と考えた。 これにはステルスというキーワードが
絡むがこれが正解であることはロシアも認め、新型のSu-35ではカナード翼が廃止されて
いる。

ポストストールマニューバーに関しても1990年からアメリカとドイツが共同でX-31を評価
し、推力偏向ノズルの制御の研究などをしている。 このデモを初めて一般に公開したの
が1995年のパリショーで、Su-37がクルビットを公開したのが翌年の1996年だ。 だから
推力偏向ノズルとポストストールマニューバーに関してはどちらが先というのは意味が
ない。 客観的に推定してほぼ同時期に研究していたというしかない。 しかしアメリカ
にはステルスという秘技があり、ロシアは体制崩壊でゴタゴタしていたという事実があり、
これが現在の技術格差に繋がっている。

返信する


▲ページ最上部

ログサイズ:19 KB 有効レス数:44 削除レス数:0





飛行機掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

スレッドタイトル:プガチョフ

レス投稿

未ログイン (ログイン

↑画像ファイル(jpg,gif,png)