>>32 >>34 「冗長性の欠落」から起こるべくして起こった事故と書いておられますが、そういうことではありません
コンコルドの開発状況をよく調べてみる事をお勧めします
タイヤのバースト自体は航空機事故ではありふれたものであり、コンコルドの開発時にもこのことはきちんと考慮されており、
当時得られた事故例から十分な安全を見越した数値で設計がなされています
ですから、墜落事故までに70回のパンクが発生し、そのうち7回は燃料タンクを破損していますが、
それが重大な事故には至らなかったのです
問題の事故の際には航空史においても想定外の大きさの塊が衝突したことにより破損が起きました
航空機の安全の歴史は、原因を究明してその後に活かすことの繰り返し。これはその典型例です
このためコンコルドの事故はその後の航空機開発において、貴重な教訓として生かされています
>重大事故に至ったのは、機体設計が古いまま放置して、燃料タンクに近代的な安全対策が施されていなかった事が原因。
という捉え方は、そんな訳で誤りです
当時の基準でコンコルドの設計は「古いまま放置している」には当たらず、安全基準はこの事故後に改善されたのですから
ですから事故を起こしたのがたまたまコンコルドということで特に注目を浴びましたが、
これは全ての航空機で起こり得た事故であり、
もし飽くまで「事故機は危険」と主張するのであれば、事故以前の「全ての航空機が危険」ということです
ですからこれを以って「音速機は危険」とする主張も誤りです
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