>>41 弥陀の本願へ
http://www.eonet.ne.jp/‾accident/tokei.html
ここに国内の1974年以降の航空機事故数が出ている
過去37年間で小型機の事故が357件、ヘリの事故は413件。
直近の10年間では事故件数はそれぞれ59件、58件となっており、ヘリの事故数の方が少ない。
もっともヘリの方が登録数は若干少ないから、事故率はヘリの方が若干高いと言えるが、
それでも貴方の主張する「ヘリは特別危険」という表現には程遠い。
ヘリの事故数、事故率を語る際、決して見落としてはならない特殊な要因がある。
ヘリは場所を選ばぬ離着陸、空中静止が可能という特性から
遠隔地での迅速な救難、山岳運搬等ヘリにしかできない役割を負わされている機体が多い。
任務上、悪天候下の飛行、困難な場所への降下を強いられることになり、これが事故のリスクを大きくする原因となっている。
特殊機動、悪天候時に発生する事故の割合は非常に大きく、
上記の資料では直近の10年の事故のうち、約4割がこれに該当する。
ヘリの事故数、事故率を語る際、こうした特殊な要因を抜きに語っても意味がない。
そもそもの使用条件が大きく異なるヘリと小型機を事故数、事故率だけで単純に同列で比較し、
「ヘリだけはやめとけ」などと言う輩は、ヘリにしかできない危険で特殊な任務を強いられていることを無視しており、
ヘリ運用の実態についてまったくの無知であると言わざるを得ない。
いわんや、ヘリの事故だけをあげつらい、「ヘリは危険」と主張するに至っては、無知を通り越して悪質ですらある。
これを以て「状況証拠の積み重ね」とは笑止千万、ゆとり教育ここに極まれりと同情の念を禁じ得ない。
一方、特殊機動、悪天候時の事故が全体の4割ということは、逆に言えば、こうした特殊な任務以外では事故率が4割減ということである。
つまり、遊覧飛行等、危険な任務以外の飛行なら、「特別危険」どころか、小型機と比較してもそん色ない乗り物ということになる。
以上の事実から導かれる結論は、貴方の発言は事実無根の大嘘、まったくのデタラメということである。
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